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司法書士 田口司法事務所 スタッフブログ

 

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秋田県民歌

No.130  平成26年10月27日(月)

 

現在秋田県で開催されている国民文化祭。当事務所の女性スタッフ

成田美佐(ダンスアベニュースタジオSのインストラクター)もダ
ンサーとして開会式のオープニングフェスティバルに参加し、
「な
まはげと秋田美人」のパフォーマンスを披露しました。ご覧に
なら
れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皇太子殿下にもご臨席を賜った開会式は、秋田県の文化力を全国に
発信するとともに、私たち秋田県民にも改めて秋田県のもつ魅力と
可能性を教えてくれたステージでした。

 

さて、国民文化祭も残すところ1週間余りとなりましたが、国民文

化祭関連で耳にする機会が多いのが秋田県民歌(県民歌)です。

 

県民歌は、山形県、長野県の県民歌と並ぶ三大県民歌のひとつです。

作詞は倉田政嗣氏、作曲は「浜辺の歌」で知られる成田為三氏。雄

大で流麗な旋律にのせて歌われるのは、秋田が誇る美しい自然と豊

かな資源です。

 

この県民歌―私は2番までしか知らなかったのですが―実は4番ま

であります。

ところが、3番以降の歌詞(特に3番の歌詞)は、戦前教育の影響

が色濃く残るとして問題視され、戦後、アメリカの占領政策の一環

として県民歌自体歌うことを禁止された時期がありました(加えて、

秋田県北部にとっては、「侵略された歴史」が歌われているとの批
判
もあります)。

現在では、3番と4番は歌われることはほとんどなくなり、2番ま

でを歌うのが通例となっています。

 

また、秋田の豊かな資源を歌い込んだ1番と2番の歌詞に対しても、

秋田県経済の衰退の元凶との批判があります。

たしかに秋田県は、ここに歌われている豊かな資源に頼りきりで、

付加価値を創造することなく、裸のままの資源を切り売りしてきた

ことは否めません。残念ながら、豊かな資源も歌詞にあるように無

限というわけにはいかず、今や枯渇の危機に瀕しています。

一方で、秋田県に比べると乏しい資源を、何とか有効活用しようと

知恵を絞り、発展を遂げた県もあります。

 

このような批判は耳が痛いものですが、秋田県が豊かな資源を持っ

ている(いた)ことは事実であり、それを誇ることを私は決して悪

いとは思いません。

しかし、指摘のとおり、その上にあぐらをかくのではなく、豊かな

資源をどのように活用していくかを考えることこそが、私たち秋田

県民に課された使命です。

 

音楽的には極めて素晴らしい県民歌。

批判を受け止めつつ、秋田の誇りとして胸を張って歌えるように、

秋田を活性化していく責務が私たちにはあります。

この素晴らしい県民歌を正しく歌い継いでいくためにも。

 

 

今朝のお供

レニー・クラヴィッツ(アメリカのミュージシャン)の『Strut』。

3年ぶりの新作。

                       (佐々木 大輔)

 

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