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やさしい言葉で
No.8 平成22年4月26日(月)
こんにちは。田口司法事務所です。
秋田市でもようやく桜の開花宣言が出されました。
今年は、暖かくなったと思ったら小雪がちらついたりと、天候が安定せず、
桜まつり実行委員の皆さんもさぞかし気をもんだことと思います。
今週は桜が楽しめるといいですね。
先日、大村敦志著『基本民法』という本(シリーズ)を再読しました。
いわゆる法律の専門書で、東京大学の教授が書いている本です。
私が在籍していた、東北大学法科大学院の指定教科書でもありました。
講義を想定して書かれた本であるため、語り口も柔らかく、
講義を想定して書かれた本であるため、語り口も柔らかく、
専門書でありながら、とても読みやすく書かれています。
その一方、タイトルに“基本”と付いているものの、書かれている内容は
高度で、学説の変化から最新の議論まで盛り込まれています。
そのため、簡潔な文章に導かれて、法律理論を体系的に理解することが
できるのです。
読みながら思ったのは、「むずかしいことをやさしく、やさしいことを
ふかく」という、先日亡くなった井上ひさしの言葉です。
法律用語は、とかく難解でとっつきにくいもの。
私たちも業務を行ううえで、氏の言葉を肝に銘じ、分かりやすい説明を
心がけていきます。
(佐々木 大輔)
(佐々木 大輔)
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