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司法書士 田口司法事務所 スタッフブログ

 

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刑法入門

No.13  平成22年5月31日(月)

こんにちは。田口司法事務所です。
 
先日、秋田で2例目の裁判員裁判が行われました。
裁判員制度が開始して1年。皆さんにとっても裁判が少しずつ身近に
なってきたのではないでしょうか。
とはいえ、人を裁くというのは大変難しいことです。
「もしも自分が裁判員に選ばれたらどうしよう・・・」と不安に思って
いらっしゃる方も多いと思います。
 
そもそも「犯罪」とは何を指すのでしょうか。
そして、なぜ罪を犯した人は刑罰を受けなければならないのでしょうか。
このような疑問に対し、分かりやすく丁寧な説明がされているのが、
東京大学の山口厚教授による『刑法入門』(岩波新書)です。
山口教授は、刑法学界を代表する理論派であり、山口教授が書いた
法律専門書である『刑法総論』『刑法各論』(共に有斐閣)については、
「その論理的構築性は美しさを極める」と評する人もいるほどです。
その一方、これらの専門書は、法律を専攻している人にとってさえ、
高度で難解な著書とも言われています。
『刑法入門』で興味をもたれた方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
ちなみに、東北大学法科大学院で机を並べた東大出身の友人によると、
山口教授はとてもお洒落でダンディな教授とのことです。
 
ダンディといえば、田口司法事務所では、紳士の色気を醸しだす所長、
ポケットチーフがお洒落な副所長をはじめ、ダンディな男性スタッフと
素敵な女性スタッフが皆様をお待ちしています。
 
私も早くダンディな男になりたいなあ。


渋いっ!
ボブ・ディランで『Modern Times』。

                                    (佐々木 大輔)
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ショパン

No.12  平成22年5月24日(月)

こんにちは。田口司法事務所です。
 
今年はショパンのメモリアル・イヤーです。テレビでもラジオでもショパン
の音楽を耳にする機会が多いですね。今年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・
ジャポン(熱狂の日)」のテーマもショパンでした。
 
ショパンといえば、思い出すのは法科大学院時代に音楽が好きな友人と
集まって、勉強の合間におこなっていた試聴会のことです。
ある回のテーマはショパン。あまりショパンを好まないというある友人の
ために、各人お気に入りのピアニストのCDを持ち寄り、その友人に紹介
するというものでした。
聴き比べに選んだ曲はピアノ・ソナタ第2番。
以下、その時の様子です。
 
「ショパンといったらホロヴィッツ。ホロヴィッツ好きでしょ?」
CDをかけて演奏を聴く。
「やっぱりホロヴィッツ良いね。でも、これはショパンを聴いたというより
ホロヴィッツを聴いたという感じがする」
「そう?だったらルービンシュタインなんかどう?」
聴く。
「う~ん、ちょっと明るくて健康的すぎるような・・・。そうだ、祖国を
思う熱い心を持った激情家としてのショパンを表現したような演奏はない
かな?」
「それならアルゲリッチがいいんじゃない?彼女の演奏には野生動物の
ようなしなやかな力強さがあるよ。音楽を極限まで追い詰めるような
激しさは、まさに激情家としてのショパンを表していると思うよ」
・・・・・・
 
 
このようにして、毎回話は尽きることなく、夜が更けていくのでした。
 
※あくまでも一介の音楽ファンによる自由な会話ですので、軽く受け流して
いただけると幸いです。
 
                                    (佐々木 大輔)
 

『六法』

No.11  平成22年5月17日(月)

こんにちは。田口司法事務所です。
 
先日、ふとした会話の中で、「モーツァルトの交響曲第38番って『リンツ』
だっけ?」という話になり、「38番は『プラハ』だよ。『リンツ』は36番
だね」と答えたところ、「どうやって憶えてるの?」と聞かれました。
しかし、これは特に憶えようとして憶えたわけではなく、好きで聴いている
うちに自然と身に付いた知識なのです。
 
これは法律にもいえることではないでしょうか。
法律の条文の数は膨大で(民法だけでも1044条あります)、
しかも毎年のように改正されますが、「売買は民法第555条」など、
よく使う条文は自然と憶えてしまいます。
もちろん、法律は仕事で使うものですから、自然の成り行きにまかせて
ばかりいるわけではなく、憶えるために必死で六法をひいて勉強して
います。
法律の改正・制定に合わせて知識をアップ・トゥ・デイトするため、
私は毎年六法を買い替えますが、1年経つと書き込みやマーカーで
ボロボロになってしまうのです。
 
ところが、なんと!
所長の六法は私の六法よりももっと使いこまれているんです。
所長の机に置いてある六法を開いてみると(失礼しました)、書き込みだけ
ではなく、図や表までびっしり!!
私もまだまだ修行が足りません。
 
思わず口ずさんだ曲、
Mr.Childrenの「終わりなき旅」。

                                    (佐々木 大輔)
 

院展

No.10  平成22年5月10日(月)

こんにちは。田口司法事務所です。
 
先日、毎年楽しみにしている「春の院展」を観に行ってきました。
今年も、素朴な日常を描いたものから幻想的な風景を描いたものまで、
様々な作品に心を癒されました。
作品の世界に吸い込まれ、まるで作品の世界に自分が身を置いている
かのような気分になり、時間を忘れて見入ってしまいました。
 
同じ芸術でも絵画と音楽との違いは、絵画の場合、私と作品との間に
まったく介在するものがないということでしょうか。
音楽の場合は、たとえばモーツァルトの自筆譜を眺めていても、
そこから音は出てきません。演奏者を介して私たちはモーツァルトの
音楽を聴くことができるにすぎないのです(それだけ演奏家の存在が
重要になるのですが)。
しかし、絵画の場合は、私と作者を隔てるものはなく、直に作者の筆の
タッチを観ることができるのです。これは凄いことだと思いませんか?
セザンヌやピカソがおいた一筆一筆、調合した絵具を直接観ることが
できるのですよ!
 
今朝の目覚めの音楽。
Velvet Underground(アメリカのバンド)の『Velvet Underground & Nico』。
A.ウォーホルが描いたバナナのジャケットデザインでも有名な作品です。
ただ、1曲目が ♪Sunday Morning ~ と始まるんですけどね。

                                    (佐々木 大輔)

秋田

No.9  平成22年5月3日(月)

こんにちは。田口司法事務所です。
 
みなさん、連休はいかがお過ごしですか?
私は仙台へ行ってきました。
残念ながら、友人と会う時間はありませんでしたが、それでも久しぶりの
仙台は楽しかったです。
離れてみるとあらためて仙台の良さが分かります。
これからの季節、定禅寺通の緑も色濃く茂り、“杜の都”はいよいよ本領を
発揮します。
 
新潟や仙台に住んでいた時は、秋田を懐かしく思っていました。
秋田出身の人と会うだけで嬉しくなりましたし、秋田弁を聞きたくて
秋田料理のお店に通ったりもしました。
居酒屋で注文するお酒も、新潟、宮城とも酒どころにもかかわらず、
秋田の銘柄が多かったものです。
あ、もちろん、今は新潟、宮城のお酒も素敵な思い出とともに
楽しみますよ!
でも、やっぱり私は秋田のお酒が一番好きだなあ。
 
帰りのこまちの中。
近づく秋田を車窓から眺めながら、仕事を通して大好きな秋田に
どんなかたちでお役に立てるのだろうかと思いを巡らせていました。
 
旅のお供、
BON JOVI(アメリカのバンド)の『NEW JERSEY』。
彼らの故郷(ニュージャージー州)への思いが詰まったアルバムです。

                                    (佐々木 大輔)
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