最新記事
ブログ内検索
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
業界用語?
No.35 平成22年11月15日(月)
こんにちは。田口司法事務所です。
事務所に相談にいらっしゃるみなさん、私たちが業務で使う言葉に
違和感を覚えることはありませんか。
たとえば、私たちは「遺言」のことを「いごん」と言ったりします。
「ゆいごん」というのが一般的ですよね。
それから「物」(もの)と「者」(もの)を区別するために、「物」を
「ぶつ」と呼んだりもします。こちらはなんだかぶっそうな響きも
しますが。
しかし、何といっても一番不思議なのは、「善意」と「悪意」の使い
方ではないでしょうか。
日常的には、「善意」といえば「何か良いことをしようという好意的
な気持ち」、「悪意」といえば「人に憎しみを抱き、害を与えようと
する気持ち」のことをいうでしょう。
ところが法律用語では、「善意」とは「知らないこと」、「悪意」
とは「知っていること」を意味します。
私も法律の勉強を始めたころ、なかなか馴染めませんでした。
もちろん、必要のない限りこのような誤解を招きやすい言葉は使わ
ないように私たちも心がけています。
もしも私たちの説明で分かりづらいことがありましたら、遠慮せず
におっしゃってください。
今朝のお供、
U2の曲「Walk On」。
(佐々木 大輔)
(佐々木 大輔)
PR
- HOME
- Prev:ブラームスはお好き?
- Next:連想ゲーム?その2