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司法書士 田口司法事務所 スタッフブログ

 

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謹賀新年

No.157  平成29年1月16日(月)

 

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年も田口司法事務所と当ブログをよろしくお願いします。

 

皆さんは年末年始をいかがお過ごしでしたか?

秋田市は雪のない年末年始でしたが、ここにきてついに冬将軍が重

い腰を上げた模様です。

 

私は毎年のことながら、大晦日は紅白歌合戦、元日はウィーン・フ

ィルのニューイヤーコンサートを楽しみました。あまり音楽の話題

ばかりを取り上げるのも芸がないので・・・とも思いましたが、今

回のニューイヤーコンサートについてはどうしても一言だけ。

今年指揮を務めたのはグスターボ・ドゥダメル。ベネズエラ出身の

35歳、史上最年少での抜擢でした。

ラテン系ゆえにノリノリの演奏を予想していたのですが(ノリノリ

のワルツってどんなだろう?)、思いのほか正攻法。しかし、随所
若者らしい清々しさが見え、黄金の楽友協会大ホールを満たした
けるような愉悦感は、さながらフルートグラスにきらめくシャン
ンの泡のようでした。

若さとは可能性であり受け止める側には寛容性と覚悟が必要になる

のだなあとか、果たして伝統とは保守が預かるのかそれとも革新が

繋いでいくのかなど、いろいろと考えさせられた演奏会でした。

 

さて、今年は酉年。

誰かが言っていましたが、酉年は申年と戌年との間にあって、犬猿

の仲を取り(酉)持つ年です。

私も皆様のご依頼に応え、多くの方々の間を取り持つような仕事が

出来ればと思っております。

 

 

今朝のお供、

スティング(イギリスのミュージシャン)の『ブルー・タートルの

夢』。

 

                       (佐々木 大輔)
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笑点

No.149  平成28年5月16日(月)

 

演芸番組『笑点』は、1966年の番組開始から今年で50年。

50周年を機に、番組5代目の司会者を務める桂歌丸さんが、番組

を勇退することになりました。歌丸さんは、番組開始第1回から出

演している唯一のメンバーです。

 

私は『笑点』を小学生の頃から観ています。毎週日曜日の夕方、チ

ャンネルを合わせると、緑の着物の歌丸さんが必ずそこにいました

から―近年は、体調不良のためお休みすることも多かったけれど―

歌丸さんがいない『笑点』は想像がつきません。

 

『笑点』は、故7代目立川談志さんが「若手落語家に名を売るチャ

ンスを与えたい」との趣旨で始めた番組です。番組名も、開始当時、

同じ日本テレビでドラマ化され話題となっていたベストセラー小説

『氷点』のパロディで、その人気にあやかりたいと談志さんが考え

たものでした。

番組開始当時の出演者の平均年齢は28歳だったそうで、「大師匠
ちが相変わらずバカなこと(失礼!)を言い合っている」現在の
喜利とは、だいぶ雰囲気が違うものだったのでしょう。

 

私が観てきたこの30年。顔のきれいな三遊亭小遊三さんは今でも

コソ泥で、インテリ6代目三遊亭円楽さんはやっぱり腹黒、いやん

ばかんの林家木久扇さんは永遠のおバカキャラ。変わらぬ安定感。

10年前、歌丸さんが司会に回ったことで正式メンバーになった春

風亭昇太さんは結婚できない男で、林家たい平さんは故郷チャーザ

ー村(千谷沢村)を愛する師匠林家こん平さんと同様に故郷秩父を
愛する。
先輩メンバーの中にあってしっかりキャラクターを確立し
ています。

また、三遊亭好楽さんは、故5代目三遊亭圓楽さんが司会を務めて

いた時は師匠の前で萎縮していたのかなと思うほど、司会が歌丸さ

んになってからは弾けている感じがします。

 

偉大なるマンネリなどと揶揄されたりもしますが、日曜日の夕方、

誰も傷つけることなくお茶の間に笑いを届け続けるというのは、た

易いことではないはずです。

お笑いコンビ ダウンタウンの松本人志さんも、自身の番組で、『笑

点』の持つ万能性を指摘していました。

 

さて、次の司会者は誰になるのでしょう。希望も含め、あれこれ思

いを巡らせてみるものの、きっと私の予想は外れるでしょうからこ

こには書きません。

THE YELLOW MONKEY(日本のバンド)の15年振りリユニオ
ツアーの1曲目予想は当てたんですけどねえ。

 

 

今朝のお供、

GUNS N’ ROSES(アメリカのバンド)の『Live from the Jungle』。

このレコードで、約30年前にアクセルが歌ったAC/DC(オースト
ラリアのバンド)
代表曲「Whole Lotta Rosie」のカバーが聴けま
す。

それにしてもいったい何があったのですか、アクセルさん。バンド

の(一部)リユニオンが現実になっただけでも―そしてそのライヴ

が時間どおりに始まるのも―奇跡のようなことなのに、あなたは

AC/DCのライヴのお手伝いまでしちゃって・・・。

でも、これだけは言わせてほしい。「WHERE’S IZZY!!

 

                      (佐々木 大輔)

4月

No.148  平成28年4月18日(月)

 

熊本県を中心として九州地方で大きな地震が頻発しています。

被災された方々が一日も早く日常を取り戻すことができますことを

お祈りするとともに、亡くなられた方々に哀悼の意を表します。

 

今回のブログでは、私の好きな1枚の絵画について書くつもりでし

たが、またの機会に書かせていただきます。

 

昨日までと変わらずお仕事をさせていただけること、好きな絵画を

観賞したり趣味を楽しむことができる毎日に感謝しなければなりま

せん。

 

私も昭和58年の日本海中部地震、平成16年の新潟県中越地震を

経験しました。

地震等の自然災害は、何の前触れもなく、いつ何時起こるか分かり

ません。ひとたび起きてしまえば、人々の生命、財産、日々の生活

が簡単に奪われてしまう危険を孕んでいます。

四季折々の美しき風景を育む豊かな自然は、日本が世界に誇る財産

ですが、常に穏やかであるとは限りません。

 

東日本大震災から5年が経過しましたが、改めて防災に対する意識

を高め、生活していく必要があるでしょう。

 

 

今朝のお供、

レッド・ガーランド(アメリカのジャズピアニスト)の『RED IN

BLUESVILLE』。

親しくしていただいている方からお借りしたレコードのうちの1枚。

この人の演奏は、リーダーアルバムでも我を通さず、さりげなく主
役を演じ終えたら、
すっと脇役に花を持たせるようで好感が持てます。

 

(佐々木 大輔)

謹賀新年

No.145  平成28年1月4日(月)

 

明けましておめでとうございます。

今年も田口司法事務所と当ブログをよろしくお願いします。

 

皆さんは年末年始をいかがお過ごしでしたか?

秋田市の年末年始がこんなに暖かく雪もないのは久しぶりのことで

はないでしょうか。

私は6連休のうち、前半は出勤しましたが、後半(年明け)はおせ

ち料理に美味しいお酒を頂きながら、ゆっくり過ごすことができま

した。毎年のことながら、お腹周りが気になります。

そのほか、ラックに収まりきれていなかったレコードを整理したり、

ブルーレイレコーダーに録り溜めていた番組を整理したりと、普段

なかなかできなかった細かい整理ができて、清々しい気分で仕事始

めを迎えております。

 

さて、今年はオリンピック・イヤー。

アスリートの皆さんの活躍に負けないよう、私も実りある一年にす

るべく努力する所存です。

 

 

今朝のお供、

COLDPLAY(イギリスのバンド)の『A Head Full of Dreams』。

前作『Ghost Stories』から一転、明るい新作。

 

                       (佐々木 大輔)

天使の分け前

No.139  平成27年7月13日(月)

 

3月まで放送されていた朝の連続テレビ小説の影響により、ウイス

キーブームに拍車がかかったことで、ニッカウヰスキーの代表的な

ブランドであるシングルモルト「余市」の原酒が不足してしまい、

これまで熟成年数ごとに商品化されてきた「余市」は、今後、ノン

エイジ(熟成年数を表示しない)のみの商品に集約されるとの話。

ウイスキーが好きな私としては寂しいニュースですが、基本お人好

しな性格ですから、多くの人がウイスキーを楽しんだ結果であれば

仕方がないと溜飲を下げています。

 

ウイスキーは、樽で長期にわたって熟成させる必要があるため、い

ったん原酒が不足してしまうと、すぐに増産というわけにはいきま

せん。再びお目にかかるまで、短くても数年(一般的なバーボンは

このくらい)、たいてい10年以上を要するのです。

もちろん、この熟成こそが、ウイスキーをコク深く、美しい香りを

まとった琥珀色の芸術品へと変身させるのですが、実は、熟成して

いる間にウイスキーは少しずつ蒸発してしまうのです。1年に2パ

ーセントずつ、スコッチウイスキーだけでも毎年ボトル1億600

0万本分のウイスキーが消えてしまうといわれています。

何とももったいない話ですが、古来、人々は、「天使に分け前を与
ることで、美味しいウイスキーを手に入れることができるのだ」
考え、この蒸発した分を「天使の分け前」とロマンティックに呼
でいるのです。

 

私は、ブレンデッドもバーボンもシングルモルトも(つまり、何で

も)好きで、その日の気分によって飲み分けています。

バランスのとれたブレンデッドウイスキーにブレンダーの職人芸を

感じながら、穏やかに一日の終わりを愉しむのもいいですし、ラフ

ロイグやアードベッグに代表される強烈な個性をもつアイラ島の
ルトウイスキーで、翌日の活力を漲(みなぎ)らせるのもまたいい
のです。

 

いつもよりボリュームを絞り気味にして好きな音楽をかけ、ゆっく

りとグラスを傾ける。

夜の静寂(しじま)に身も心も溶けていくような、ゆるやかなまど

ろみ。

目の前を天使が通り過ぎたような気がしたのは、グラスを重ね過ぎ

たせいなのかな。

 

 

今朝のお供、

MUSE(イギリスのバンド)の『Drones』。


                       (佐々木 大輔)
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