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司法書士 田口司法事務所 スタッフブログ

 

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ドビュッシー

No.82  平成24年7月23日(月)
 
今年は作曲家ドビュッシーの生誕150年のアニバーサリー・イヤ
ー。魅力的なCDがたくさん発売され、ドビュッシーの熱心な聴き
手とはいえない私にとっては、ドビュッシーを知る良い機会になり
そうです。
 
ドビュッシーといえば、「亜麻色の髪の乙女」(『前奏曲集第1巻』
収録)や「月の光」(『ベルガマスク組曲』収録)といったピアノ
曲、フルートの奏でる気だるい旋律が印象的な『牧神の午後への前
奏曲』などは、きっと皆さんも耳にしたことがあるでしょう。
 
数ある名曲の中で、私が惹かれるドビュッシーの作品は、彼が完成
させた唯一のオペラである『ペレアスとメリザンド』です。
私はこのオペラを、専らブーレーズ指揮コヴェントガーデン王立歌
劇場管弦楽団のCDで楽しんでいますが、ひんやりとして怜悧な演
奏は、霧の立ちこめる森を彷徨うようなというよりも、森の中にひ
っそりと在る澄み切った泉に身を浸すような感触があります。
もう一曲挙げるとすれば、『夜想曲』。こちらは気分によって聴く
演奏をかえますが、ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団の
演奏で聴くと、陰影が濃厚で、まるでレンブラントの絵画を観るよ
う。
 
クラシック音楽を聴く楽しみのひとつに、同じ曲を様々な演奏で聴
き比べることが挙げられます。
アニバーサリー・イヤーを機会に、他の演奏でも『ペレアス』を聴
いてみようと思っています。
 
 
今朝のお供、
桑田佳祐の『I LOVE YOU‐now & forever‐』。
10年振りのベスト盤。サブタイトルどおり、過去の名曲に加え、
今を象徴する新曲5曲が収録されています。新曲のうち少なくとも
2曲は、彼の新たな代表曲になるのではないでしょうか。

                       (佐々木 大輔)
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