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司法書士 田口司法事務所 スタッフブログ

 

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本屋さん

No.50  平成23年2月28日(月)

 
最近、コーヒーミルを買い換えました。
今まで使っていたものよりコーヒーが美味しく出来るようになっ
て、幸せな安らぎのひとときを過ごしています。以前のブログ
(No.23)でも書きましたが、私は、自分で挽いた豆をハンドドリ
ップで淹れるのが好きなのです。
 
お店で飲むコーヒーも好きで、素敵なカフェを見つけると、思わず
吸い込まれるように入ってしまいますが、それ以上に強い吸引力を
感じるのは本屋さんです。もはや抗(あらが)えません。
ちょっと空き時間ができると本屋さんを探してキョロキョロしてし
まいますし、友人との待ち合わせに本屋さんを利用することもよく
あります。本選びに夢中になりすぎて、友人から声をかけづらいと
の苦情はありますが・・・気にしません。
本を選ぶとき、あらすじを参考にすることはもちろんですが、美し
い装丁に目を奪われ、「ジャケ買い(装丁で本の内容が好みかどう
か見当をつけて購入)」することもしばしば。
他にも、手にしたときのしっくり感、本を開いたときの匂い、紙質
と文字配列の妙などに惹かれ、ストーリーの予備知識なしに選ぶこ
とも楽しみのひとつです。
海外の書籍など入手しにくいものは、インターネットで購入します
が、それ以外はなるべく街の本屋さんで買うことにしています。と
にかく、本屋さんという空間が好きで好きでたまらないのです。
大学生の頃は、毎日近所の本屋さんに通い、年間300冊ほどの本
を読んでいました。部屋に本棚が2つ3つと増えていき、部屋自体
が本屋さんのようになっていったことを喜んだものです。
 
ところが最近は電子書籍が隆盛で、先日もアメリカで大手の書店が
破産法申請をしたとのニュースを見ました。
正直に言うと、私も利便性という点においては、電子書籍に魅力を
感じています。
また、紙を使わないので環境に優しいことは事実でしょう。場所も
とらない。さらには電子書籍ならではの試みとして、小説を映像や
音楽と融合させることも行われているようです(私は必要性を感じ
ませんが)。
 
当事務所には、最新刊を中心として3000冊以上の法律専門書が
本棚に並んでいます。
一冊一冊、スタッフの勉強の跡が残った書籍です。
この3000冊の他に、所長が学生時代に使い込んだ法律専門書も
数多くあります。
もしもこれらの書籍が、すべて電子書籍になったら?
空っぽの本棚にiPadやキンドルがぽつんとひとつ。用は足せて
も・・・何だか味気ないですよね。
 
私は、ハンドドリップで淹れたコーヒーを片手に、紙の手触りを楽
しみながらページをめくり、新しい知識の世界へといざなわれるの
です。
 
 
今朝のお供、
桑田佳祐の『MUSICMAN』。
あなたがビートルズによって「胸が張り裂けた」ように、私は小学
生の頃、あなたの音楽で胸が張り裂けたのです。

                                    (佐々木 大輔)
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